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ログ倉庫に使っています。ジャンルはケモノ過多かつ、同人要素強めです。お気を付けを。
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布団の中は暑苦しい2



は、はぁ…と息をついたフォックスを見ながら、ウルフは体を起こして布団を二人の体の上からどかす。
そしてそのままフォックスの上に移動した。フォックスは自分の真上に来たウルフを余韻が抜けない頭で惚けたように見つめる。
「もう限界とか言うんじゃねぇぞフォックス」
そう言ったウルフの手が、フォックスの足をつかみ取る。
そしてそのままフォックスの足を開かせて、精液でヌルついた指を二本、フォックスの中へと埋め込んだ。
「…ッィ…やだ…」
涙目のフォックスから抗議の声が上がる。もっとゆっくりしてくれというそれをウルフはちらとだけ目を合わせた後、黙殺する。
「ん、…く、ぅ…ぁ…………ん、…ッあ!?」
ウルフはフォックスのよい所などとっくの昔に知りつくしている。
興奮して腫れぼったくなった中をぐるりとかき混ぜた後、ある一点をぐいっと強く押した。フォックスの反応を見てウルフは笑う。
「ほんとわかりやすい奴だな」
ここだろ?と言ってウルフはそこを円を描くようにゆっくりと指の腹で撫でる。何週か撫でては少し強めに指の先で押しつぶした。
「ャ、ヤッだっっ…ッ…い…イ…ッ!」
はふはふとフォックスは浅く息を繰り返して、足の先までしびれるようなその感覚を耐える。無意識に足がビクついてウルフを蹴りそうになる。
そんなフォックスを見てウルフは秘かに笑う。本当に、たまんねぇなぁ、フォックス。
二本の指で中をカリカリとひっかくように刺激すると、フォックスが背をのけ反らせながら大きく目を見開いた。
「ひ、あっアッァッ!ウル、いた、イ…ッアッ…ッ」
「こんなにお前の精液でヌルヌルなんだぜ?本当に痛ぇのか?なぁフォックス…?」
そこを刺激されると、痛いのか気持ちいいのかわからなくなってしまう。腰でぐるぐると何かの熱がたまるような感覚に押しつぶされてしまう。
ウルフがのどの奥で笑っている。どうなんだよ?と言葉で笑いながら、ウルフは更に強くフォックスの前立腺をぐりぐりと突き潰した。
「!ツッ…~~ッ!…ッ!…っくぅゥっ…っ」
ついでにあいた手でフォックスのペニスをやわく揉んでやる。中から押し上げながら皮ごと擦ってやると、フォックスの体が大きく揺れた。
大きく見開かれた目からはぼろぼろと涙がこぼれて、内股が痙攣している。
フォックスの口からは甲高い獣のような声しか出てこない。どうやらもう何もしゃべれないらしい。
しかたなくウルフは二本とも指をフォックスの中からずるりと抜いた。
「ぁぁ…う、ウンんッ………ぁ?…」
困惑した表情で見るフォックスの目線を受け止めて、ウルフは自分のベルトをカチャカチャと外す。
「オレを置いてけぼりにするつもりか?」
そう言ってウルフは胸元から透明の液体が入った小さな小瓶を出す。
それを自分の掌にとろりと出すと、何度かこねて温めたあと、原液のままフォックスの精器と穴の入口と自身の男根ににちゃにちゃと絡ませた。
「ぁ…うる、ふ…」
まだはふはふと息をついているフォックスの腰を掴みとって、足を大きく開かせる。グッと入口に自分を押し当てると、そうするだけでも滑るようにぷちゅちゅ…とカリのところまでフォックスの中にめり込んだ。動物が鳴くみたいにフォックスはこらえる鳴き声を上げる。
まるで吸いつくようにフォックスの中がウルフを飲み込んでいく。温かい肉に包まれる感覚にウルフは感心したように嘆息した。
そこまで入ったらもう止まらない。逃げようとでもしているのか、ずり上がるフォックスの身体と腰を引き寄せる様にして一気に突きこんだ。
「…っ」
「アァアッ!アッ、は、っあっ、あ、アッ…~~!」
ごりごりとウルフが前立腺の所を擦り上げて奥まで入り込んでくる。少し出してしまいそうになり、フォックスはとっさに自分自身の根元を握りこんだ。
ずっぷりと射し込んだウルフが口角を吊りあげてそんなフォックスの様子を笑い見る。握りこんでいるフォックスの手を払いのけて、ウルフの手がフォックスの男根を握りこんだ。
「出したきゃ、出せ」
言って繋がっている所を揺さぶり始める。小刻みに揺すって、浅く早く何度もフォックスの弱い所を突く。フォックスは目を白黒させた。
「まって…くれ!…うる…ッ…ッほんとにでる、も、で…から…ッ!」
「いいから…出せ…ッ」
さっきの前戯でもう限界間近まで来てたのだ。
ガクガクと細い腰を揺さぶられながらウルフの手がフォックスの性器も同じリズムに合わせてびちゃねちゃとしごきたてた。
必死に腹に力を入れてこらえようとしていたが、こねる様に前立腺を突かれた瞬間、
「~~~ッッ!!ウンンンッッ」
耐えきれずにフォックスはそのまま自分の腹の上に漏らすように射精した。
「くゥ、アア、ア、ウル、も、くるし…ッ…ッ!」
フォックスが出し続けてる間もウルフは腰を止めようとしない。
臍のあたりに濡れたまっている精液が、律動に合わせてシーツの上にこぼれおちていく。
泣きに入っているフォックスが歯を食いしばったはずみに、下がきゅぅっと強く締まったのか、ウルフが息を荒げて言った。
「ッ…はっ…全部出してやるから、残さず飲め…ッ」
「!!まっ…~~~ウんっ、っあ…っ…」
下っ腹の奥でウルフの精液の温かさがじんわりと感じられ広がっていく感覚に、フォックスは射精の余韻と共に惚けたようにウルフ越しに天井を見た。
「ァッ…ぁ………は……」
「……」
ウルフはまだ射精の余韻を味わいたいのか、ぶるっと震えたままフォックスに覆いかぶさるようにして動かない。
その大きなウルフの身体と圧迫感が心地いい。暖かい。
ウルフがそのままグッとフォックスの事を抱きしめてくる。
キツくしないでくれと言われたのに最終的に激しく攻めてしまった事にそれとなく気を向けてくれているのか、ウルフの濡れていないほうの手が何度もゆっくりとフォックスの頭とおでこらへんを撫でている。そのまま耳もくすぐるように愛撫してきた。
その感覚にフォックスの瞼はとろりと重くなってくる。
(なんだか…ねむい…)
そもそもフォックスは寝てた所を起こされてこうなったのだ。眠いに決まっている。
イった後の快感と脱力感と、そこにウルフの温かさも加わって、急激に眠気が加速しだしていく。ベッドに溶けていくみたいだ。
(…………ねむ…………ね……)
すとんと意識が途切れた。
ウルフの腕の中でスゥ…と寝息が聞こえてくる。
「あ…?」
ウルフが身体を起こして自分の下にいたフォックスを見ると、実に気持ちよさそうに寝息を立て始めている。
おいおい、まじかよ。まだオレが中に入ってるんだが。
抜かないでいたままだった。
仕方なくゆっくり抜くと、中出しした自分の精液がフォックスの中から糸を引いてこぷり…と溢れ出てきた。
その動きで意識が戻ったのかフォックスがふと目を開ける。
「ん……うるふ………まだ…………するのか…?」
ぼんやりと聞いてくる。もう寝ぼけているのか。
「そうだな…してもいいが、まずは風呂だな」
しばらく目をつぶって沈黙した後、寝ぼけたようにフォックスが口を開いた。
「…ふろ………もう水ぶろだ……………」
眠気の中無理にしゃべっているせいで呂律が怪しい。
それには答えないで、ウルフはベッドから降り風呂を焚きなおしに行った。
フォックスが起きていたら、電気ガス代がもったいないとわめく所だっただろう。

襲いに来たとは言え、まさか寝てるフォックスを風呂で綺麗にする事になるとは思ってもいなかったウルフなのだった。




余談:朝きれいになって起きたフォックスは、隣で寝ているウルフに昨日の文句代わりに頭にチョップを入れておき、なぜ自分が綺麗に洗われているのか思案した。
朝ごはんを作りつつ洗濯をしに洗面所まで行った所で、静かだったフォックスがドタドタと足音激しく、寝ているウルフに走り寄って来た。
「風呂が、風呂が…!焚きなおされてる!」
――結局フォックスは寝起きのウルフに風呂が、電気ガス代がああああとわめきちらしたのだった。

任務?ええ、そりゃもう遅刻しました。合掌。

 


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ケモノを心から愛す。ケモナー。だが人間も心から愛す。ドラゴンとか爬虫類とかも好き。
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脳内で考えていたことがそのまま絵に現れてくるので、奇奇怪怪な絵を描くことがある。
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