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実験体NO.023 ライア(Raia) ・身長 105cm ・体重 35kg(コート着用時は約80kg) ・年齢不詳(おそらく15~18歳) ・種族 猫(おそらく。実験体として生み出されたため、正式には猫ではない) ・毛色 黒。ところどころ白。日の光などが当たると紫光りする。 ・瞳 金色 ・性別 女 ・一人称 私 ・二人称 名前呼び、お前、キミ ・三人称 名前呼び、あいつ ・無表情でいることが多い。感情が揺れると表情が表に出てくる。気を許した友にだけ笑顔を見せる。 ・男女の違いを気にかけない。本人は女だが、どちらかというと男のような言動が多い。女言葉「~わよ。~よね」等を一切使わない。 ・花や小動物が好き。 ・静けさを好む。 ・家はなく、森の木の根元で寝たりする。 ・疲れた時や、考えが煮詰まった時などに、水(河、池、滝、海とどこかしこ)に入り浸り潜る癖がある。裸にならず服のまま入ってしまうこともざらにある。 ・昔の嫌なことを思い出している時には目から光りがなくなる。 ・瞳孔が開きぎみになったり、収縮したりとなんか怖い。普段は普通。 ・動きは俊敏。だが長時間は持続しない。 ・上着を着ているが下ははいてない。(意識的に男に近く、動くのに邪魔とのことではいていない) ・コートが体重と同じぐらいの重さがあり、特に動き回る時には軽装備に切り替えて、コートはそこらへんにほっぽり出していってしまう。 ・コートの中には、銃だったり、弾だったり、隠しナイフ、薬品、etc…と大量に仕込まれている。カプセル入りの食品、ロープなどの戦いで使わない物なども入っている。 ・ナイフをよく持っており使用率も高いが、本人は手刀もつかえるので、あまり意味はない。リーチの差や、気分的な問題で所持し、使用している様子。 ・腹の中に研究所で生まれた時から入っているチップがある。チップは研究所の意向によって爆破もする発信機が内蔵されている。 ある研究所で生まれた。国家工作員(スパイ)となるはずだった。 研究所にいたころは様々な実験や死んでいくものたちを見続けていたせいで心が氷のように冷たくなってしまい、笑うことができなくなり、冷徹な性格になっていた。 研究所では、所内で生まれた実験体同士を戦わせ、より強い者を選び出していくという方法をとっていた。ライアは何度かにわたりその試験をクリアーしてきた。つまり何人も同じ実験体の子を殺してきていた。 ある時寮内の同じ部屋に入所してきた新しい実験体の子がいた。山羊の姿をした12歳ぐらいのチリという名の女の子だった。ライアがどんなに冷たく当たり退けても、子犬のようについてまわってきていた。その無邪気さ、温かさを不思議に思いながらも、いつからかその温かさに心の氷を解かされ、同性ではあるが、ひっそりとチリの事を好きになっていっていた。 だがある日、実験体同士を戦わせる試験がライアとチリの二人で執り行われることが決定する。どちらかが息絶えるまで出ることができない地下室の中で、チリはライアに生きてほしいと言い残しみずから命を絶った。そしてチリの命が消えた瞬間、ライアの中で何かが消える音がした。 そして暴走したすえに、研究員の人間たちの命を数名奪ってしまう。暴走しているのを見かねた研究員数名に麻酔銃を何発か撃ち込まれ、次に目を覚ました時にはどこだか分らない森の中に転がっていた。(失敗作として処分執行。森の中に捨てられた。だがライアの体内には研究所のチップが埋め込まれている。面目状は処分という事になっているが、実際には研究所がここまで育てたライアを捨てる訳はなく、このまま成長を続けたすえに、成長したライアをチップを爆破されたくなかったら研究所に戻るようにと脅しをかけるまで、泳がしているだけ) 森で目を覚ましたライアは何日間も眠っていたらしく心身がボロボロだったが、せめて死ぬのならチリが好きだった花畑で埋もれたいと考え、森の近くにある花畑に匂いで気が付きそこまで這っていく。 だがその花畑でチリの言葉を思い出す。生きて、と。 それからライアは少し変わった。 今は、一人で各地を転々としている。 依頼をこなして報酬を得たり、自然の中で食糧を得たりしながら、 自分の生き方を探している途中です。 とりあえず終了。 他の方との関係については後日にでも記載しようと思っています。